ついにSONYα用に「まとも」なレンズを購入することになりました。
SONY FE 24-105mm F4っていうレンズです。
高価だから悩みまくって、カートに入れて出してを10回ぐらいしました(笑)
目次
ちゃんとしたSONY α用レンズが欲しかった
まず
「お金がない」という理由と、「とりあえず何でもいいから買おう」と思って最初に購入したのが社外品のCanon 50mm F1.8 STM。
あんま期待していなかったぶん、想像以上に綺麗に撮れて「これでいいんじゃね?」と思っていたのですが2点ほど「うーん・・」となりました。
①1/9しかAFが効かない
SONYαカメラに『SIGMAマウントコンバーター MC-11』を使うと、CanonレンズのAFが使えます。
これ、超便利。
でも、やはり純正のようにはいかない。
AFが「画面を9分割した、真ん中の1/9の範囲」しか機能しない。
勿論それを理解した上で購入したのですが、やはり「お遊び」として使う分にはいいのですが、主力レンズとして考えると使いづらい。
私は子供がメイン被写体なのですが、息子が早すぎてファインダーのど真ん中にずっと固定させることができない(笑)
②やっぱ、子供撮りを50mm一本って大変
「単焦点は、自分の足で画角を調整しよう」っていうけど、小学生を追うのは大変。
先日、ファインダー覗きながら子供を追ってたらテーブルに太腿を打ち付けました。
ファインダー覗いていると、自分の周りが見えないのでちょっと危険です。
「やっぱズームレンズが欲しいなぁ」と思うようになったわけです。
10万円を越える単焦点ってなかなか買う勇気が出ない
私は、先日発売されたばかりのZeiss Batis 40mmF2を買う気満々でした。
寄れるし、軽いし、ちょうど良い画角だし、この1本さえあれば十分なんじゃないか?と思っていました。
でも、いざとなったら約15万円の単焦点レンズをなかなか買う勇気が出ない。
これと同額で24-105mmというズームレンズが購入できてしまう金額だと思うと躊躇してしまいました。
もうコンパクトを求めるのはやめようと思った
そもそもフルサイズカメラで「コンパクト」にまとめようと思うこと自体が間違っていました。
コンパクトにまとめたかったら、APS-C・MFT・1インチなどコンパクトなのに高性能なカメラはたくさんある。
私はそれらのカメラを経て、憧れの「フルサイズ」へ移行したのだからレンズはドーンと行きますよ。
どうせ小さいバッグには入らないし、大きさも気にする必要ないし。
それより、
鏡筒の中にギッシリとレンズ類が詰め込まれている塊感。
重ければ重いほど最高じゃないか?と思うようになりました。
SONYは決して、大きいわけでも重いわけでもない
- SONY FE24-105mm F4 G OSS 最大径x長さ:83.4x113.3mm 重量:663g
- Canon RF24-105mm F4L IS USM 最大径x長さ:83.5x107.3mm 重量:700g
- Canon EF24-105mm F4L IS II USM 最大径x長さ:83.5x118mm 重量:795g
- SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM 最大径x長さ:88.6×109.4mm 重量:885g(SIGMA用)
ズーム域およびF値は違うものの、APS-Cズームレンズを例にとると
- FUJIFILM XF16-55mm F2.8 R LM WR 最大径x長さ:83.3×106.0mm 重量:655g
ちなみにマイクロフォーサーズを例にとると
- Panasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 最大径x長さ:68.4x86mm 重量:320g
となる。
SONYはCanonと大きさは同等で、かつ軽量なのだとわかる。
こうして並べて比較してみると、多少スペックは異なるものの定番ズームはどこのメーカーも同じくらいの大きさに留めている。
これよりも小さいサイズを求めるのならば、マイクロフォーサーズに移行するべきなのだと思う。LEICA DG 12-60mmは素晴らしいレンズなのは経験済みです。
モノ撮りにも使える
現在、私はモノ撮りをオールドレンズ(CarlZeiss 35mm Flektogon F2.4)で行なっています(笑)
理由は寄れるレンズはこれしか持っていないから。
でも、SONY FE24-105mm F4は最短撮影距離0.38mと最大撮影倍率0.31倍。
かなり寄れる。これは使えそうだ。
娘のピアノ発表会がもうすぐ
来年の1月下旬。娘と息子のピアノ発表会がある。
娘は今年度でピアノの習い事をやめるので、最後の発表会となる。
勿論、屋内の暗いステージではTamron28-75mmの方が明るいレンズなので良いと思うけど、近い席が取れるとも限らないので105mmまであると安心できる。
今回ズームレンズの購入を急いだのは、これが1番の理由である。
問題は値段が少し高めだったこと
マップカメラでの価格比較だと、
- SONY FE24-105mm F4 G OSS ¥140,590
- Canon RF24-105mm F4L IS USM ¥130,500
と10,000円ほど高い。
今回私はSONYストアで購入したのですが、クーポンなどを利用してワイド保証でマップカメラ価格と同等でした。
高価なので落下破損も保証してくれるSONY保証は助かる。
そう思うと他社より多少高価でも逆に安く感じる。
SONY純正レンズの利点である『フォーカスホールドボタン』
今までPanasonicのカメラを使っていてとても便利だったのが瞳AF。
Panasonicの場合、特にボタンを押さなくても設定さえしてあれば瞳を感知しピントが合うのですが、SONYはボタンを押さないと機能しない。
カメラ側のカスタム設定で使いやすい所のボタンを「瞳AF」に割り当てれば良いのですが、これをレンズ側に付いているフォーカスホールドボタンに割り当てれるのが嬉しい。
これは一部のSONY純正レンズにしか付いていないのですが、FE24-105mmには付いている。やはり純正レンズは使い勝手が良さそう。
まさか年内発送とは
ということで、このレンズを注文しました。
小遣いを集めて購入資金はなんとか貯めました。
でも、人気レンズなので納期1〜2ヵ月と見ていたので早めに注文したつもりでしたが、どうも年内に生産速度を上げたのか「在庫あり」になっていました。
年内発送という連絡を受けたのでひょっとしたら今年届くかもしれません。
今後はカメラやレンズの買いすぎ防止の為に「購入は年1本まで」と自分で規制していましたが、今年届いてしまうと来年枠が「1本」残ったままになってしまいます(笑)
今のところ、ずっと欲しかったZeiss Batis 40mmF2への物欲がこのレンズ購入により薄まってしまったので、もし買うならFUJIFILM XF35mm(F1.4又はF2.0)ですねぇ。
買うならF1.4が欲しいけど、F2.0だと今なら5,000円キャッシュバックもあり、かなりお買い得です。
最近(2018/12月下旬)なぜかXFレンズが少し安価になっています。
買うなら今がお買い得です。