ミニマリストに家庭内転職して10日ちょい。
自分の立ち位置について考える。
目次
家庭持ちでのミニマリストは困難

セルフ・ミニマリスト(父親担当)になり、家中の不要な物モノが目につくようになりました。
※セルフ・ミニマリストとは「家庭内で、自分だけが勝手にミニマリスト」になっている状態であり、私が勝手に命名し、密かに2021年の流行語大賞を狙っている造語です。
全国のセルフ・ミニマリストの方達も、家族のモノだから捨てたくても捨てられない経験があることでしょう。
- 子供のコロコロコミック4月号(現在1月)
- 首のないフィギュア
- 風呂場にある100均の水鉄砲
- 妻のストレッチポール
などなど。
しかーし、それを指摘すると「自分がゴミ袋に入ったら?」と言われたので、しばらく大人しくしています。
そもそも、ミニマリストな方々は大抵「独身」であることが多い。
家族を持った状態でミニマリストを謳う人は、なかなか実現しないものです。
父親としてのミニマリスト

ミニマリストは男女問わずいるものだと思いますが、どちらかというと男性は独身が大半で、既婚子持ちでミニマリストを謳う男性は少数派だと思います。
中学生(女)と小学生(男)の子供をもつ父親ミニマリストとして、大切なことを列挙しましょう。
①父親は、ミニマリストになったら掃除に開眼すべし
ああ、書いていてツライ。
私が思うに、父親とは子供にとってどれほど必要な人材なのでしょうか?
「お金を稼いでくれる存在」と思っている人が大半なのではないでしょうか?
残念ながら我が家では、妻の給料が下手すると私以上なので「俺が稼いでるんだから文句言うな」みたいなスタンスはNGです。
- 珈琲ばかり飲んでいて部屋を臭くさせる存在
- ミニマリストなのに、最近折りたたみ自転車を購入して矛盾している存在
- 知らないうちにJACCSでカメラのローン(キタムラ)を組んでいる存在
- 休日早朝、ゴソゴソ支度してドトールコーヒーに行ってしばらく帰ってこない存在
- お風呂は最後に入ってほしい存在
- トイレに入ったらなかなか出てこない存在
こんな風に思われていたら黄色信号です。気をつけながら運転してください。
あれ?なんの話だっけ?
そうそう。父親としてミニマリストを掲げたのなら「掃除専用シャア」になるべきです。
掃除もミニマリストとして必要だし、掃除をすることで不要なものを少しずつ減らして行くこともできます。
そもそも皆さんも料理はできないでしょう?
料理以外を担当しようと思ったら、やはり掃除なんです。
間違っても中学生(女)に対して、
「最近、学校はどうだ?」
なんて聞いてはいけません。そんなことを聞いても、
「別に普通」
と返答されるのが関の山です。
②1日1機械の掃除
さて、
1日1捨という書籍がありますが、私も対抗して発言しましょう。
「1日1機械」です。
説明が要るでしょう。
家族持ちの父親ミニマリスト(すでにセルフ・ミニマリストって言ってない)は、家族の皆様が使用しているモノを勝手に捨てることは出来ません。
捨てたい気持ちに駆られている理由は「汚いから」が大半の理由でしょう。
そこで「購入したばかりの状態」になるまで綺麗にしましょう。
そもそも、汚くしたのは大抵「私」です。
私は、
- 毎日毎食の皿洗い
- 毎日夜の風呂掃除(壁・天井拭き上げ)
- 毎日のトイレ掃除
- 毎日の玄関掃除
を担当しているのですが、ミニマリストとしての欲求を満たすためには「特別な何か」をしなければなりません。
すでに私は毎日風呂掃除をしているというのに「ありがとう」の一言も言われず、「父親は風呂掃除をする存在」と思っている中学生(女)・小学生(男)は、もっと有難みを持った方がいい。
「お父さんはココにいるよ(探して)」
という存在感を示すためにも、そしてミニマリストとしての欲求を満たすためにも「1日1機械」の掃除を推奨する。
本日は「トースター」である。
参考例:トースター

ブログに書くつもりがなかったので、汚かった元の写真を撮影してなかった。
これはすでに掃除後。
この貴重な祝日(成人の日)を利用してひたすら中も外も掃除した。

今まで全然知らなかったんだけど、このトースター(象印 ET-FT28)はドアを外せる仕様でした。
掃除スト(すでにミニマリストとも言ってない)にとって、とても掃除しやすい。
類似品のリンクを置いておきます。
今回、洗剤や重曹などを使ってピカピカに仕上げました。
よく見ると、中に「コゲ」の跡が見えますがコレは取れませんでした。
多分、私が何かを焼いた跡でしょう。
父親ミニマリストは「存在を消しながら、汚れをミニマムに」
現在、私は部屋の隅の方で、DaiGoの「片づけの心理法則」を読みながら、なるべく家族の迷惑にならないように気配を消しながら過ごしています。
しかし掃除で存在感を示し、自分の存在を意味のあるものにすることで家族の一因であることの許可を得ることができ、こうして珈琲を飲みながらブログを書くことができています。
幸せなことです。
妖怪人間ベムで例えましょう。
妖怪人間ベムは「ベム」が主人公だと思いきや、主人公の子供は「ベロ」です。
ちなみに妖怪人間ベムの大半のストーリーは、ベラ(母親)とベロで構成されています。
父親なんてそんなもんです。
たまに「ウ~ガンダー!」と唱えますが、別にウガンダとは関係ありません。
なんの話だっけ?
そうそう。父親としてミニマリストを謳うのであれば、存在感を前面に出さずに掃除から始めるのが良いでしょう。