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男のコレクター気質を改めて、カメラをシンプルな構成にしたい

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私は、どうにもこうにもカメラを買いすぎる。
男はコレクター気質というが、まさにその通りである。

目次

男はコレクター気質

友達の家に行くと、

  • クレーンゲームで取った戦利品
  • ペットボトルのキャップに人形ついたやつ
  • 昔のラジコン
  • ワンピースのフィギュア

そんなものが棚にズラーっと並べられているのを幾度と見てきた。

昔だと、お土産物の「ペナント」や「提灯」など、こんなの買ってどうするの?っていうものが所狭しとあったものだ。

決してそれが悪いというわけではない。男というのは「コレクター気質」なのだ。

自分はそんな事はないと思って生きてきたが、この歳になってそんなに頻繁に撮影に行くわけでもないのにカメラを買いすぎてしまっている。

喉が乾くように、次のカメラやレンズを欲しがってしまう。
高級なカメラを購入すれば心が落ち着くと思いきや、お散歩用カメラも欲しくなる。

この傾向は、ストレスが大きかった時期に顕著だった。
でも、今も治っているわけではない。

そして、私の唯一のプライベートスペースであった「防湿庫」周辺。
今では除湿機の裏に追いやられてしまった。(後ろに見えるのが防湿庫)

もう私のカメラの居場所も無い。

私は撮影好きではなく、カメラ好き

しょっちゅう撮影するわけでもないのに何故買うのか?というと、
私は、カメラの「凝縮された機械感」が好きなのである。

だから実は「カメラの絶対的性能」という事に関して、あまり執着がないのである。

もちろん、高性能なものは欲しい。
子供を撮る際に、老人みたいなAFには辟易する。

でも、常識的範囲であれば性能よりもデザインを重視する。
そんな私のような人もいるのである。

たくさん購入してもゴールが見えない

実はLEICAカメラを購入すれば、全ての欲求が満たされるのではないか?と思うこともあった。

でも、そこは貧乏性。
落としたら泣くし、高価過ぎると傷が怖くて持ち歩けない。

そう思って、

  • ある程度、高級なカメラ
  • 少し性能が落ちるがお気楽なカメラ
  • どこでも一緒なコンデジ

こんな感じで所持していたが、なにぶん人間は1人。そんなに持ってても使わない。

そんなこんなで、買っては売り、また買っては売りを繰り返しながら約2年になった。

いまだにゴールは見えない。




たくさん購入してわかったこともある

この2年くらいで約50万円くらいを浪費してしまった。
全くの無駄遣いである。

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しかし、得るものもあった。
それは、「私は換算50mm程度の画角が好き」ということだ。

50万円でそれしか得ることがなかったのか?と言われれば、ハイその通りである。

私はずっと、28-35mmの画角が好きだと思っていたのだが、どうも違うようである。
こればかりは、人それぞれだから購入して使ってみないとわからない。

考えようによっては、これが最大の得たものかもしれない。

結局、使うレンズは1本

私は基本、外出先でレンズを交換しない。

ゴミ混入が怖いということもあるけど、それ以上に「面倒」なのである。
とりあえず「今日はコレ」と決めて装着する。予備レンズは持っていかない。

上の彼もX-T1と35mmF1.4の組み合わせに満足している。
(「これ」とは35mmF1.4のこと)

何本もいらない。

彼も、X-Pro2とよく使うレンズ数本だけ持っていれば良いって気づいたらしい。

ただ、彼の場合は「今後もいっぱい購入することになる」と予想される。




マイクロフォーサーズは2本・APS-Cも2本

結局、カバンに入れて持ち運ぶのはカメラ1台とレンズ1本だけなのでコレクターになっても意味がないと思うようになった。

マイクロフォーサーズは

  • LEICA DG 12-60mm
  • LEICA DG 42.5mm Nocticron

この2本で十分に思うようになった。

 

そして最近購入したFUJIFILM X-T1には、私の好きな画角である『35mm換算で50mm程度』の標準画角レンズだけを装着しようと思う。

  • ZEISS Flektogon 35mm F2.4(MFのオールドレンズ)
  • もう1本AFが効く35mm程度のレンズ(購入予定)

この2本で十分だと思う。(2018/08/14現在 笑)

フルサイズには縁のなかった人生

手が届きそうで届かなかったのが、フルサイズカメラ。

生まれ変わったら金持ちになりたい。

デザインが好きでも、縁がないこともある

デザインからいうと、私は正直にいうとOLYMPUS OM-D E-M1 mark2が好きである。
あのデザインは「おっさんホイホイ」だと思う。

マイクロフォーサーズの「少し小さめに制約された」ボディの大きさで、持った瞬間に「ああ、カッコいい」と心から思えるデザイン。

でも、レンズはPanasonic LEICA DGレンズの方が大人っぽく感じて好きだったのである。

だったら、E-M1 mark2とPanasonicレンズを組み合わせればいいじゃないか?と言われるだろうけど、それはそれでバランスが悪い(笑)

写りはPanasonicが好きなので、
G9proを購入し、GX7mark2を売却予定である。

G9proとレンズ2本・X-T1とレンズ2本のシンプルな構成で、アガリたい

もうね。疲れました。

家族でお出かけの時しか撮影しないし、エモい写真も撮らない(撮れない)。
でも、なぜかカメラだけは一丁前以上に買いまくっている。

もうコレクターは辞めよう。

残るはPanasonic G9proと、FUJIFILM用の標準画角AFレンズを買えばアガリである。

  • 瞳AFと、爆速AFで子供撮影に信頼できるG9pro
  • しっとりと撮影を楽しむX-T1

このシンプルな構成は、私にとってこれ以上にない「アガリ」になると信じてる。

これからは「コレクション」ではなく「撮影」を楽しみたい。