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マイクロフォーサーズって名前が、誤解を招いて良くないんじゃないかな?

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私、最近マイクロフォーサーズを見直している。

っていうか、誤解をしていただけなんだけど。

目次

『マイクロ』って響きが良くないんじゃないかな?

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今日は、浜松市天龍にある秋野不矩美術館に行ってきました。

子供達は美術モノに全く興味はないのだけれど、子供の頃から美術モノに関わることは大事だと思っています。

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カメラを持っていきましたが、館内は撮影不可でしたのでロビー周辺のみの撮影(笑)

重いカメラだと「せっかくカメラを持って行ったのに!」って思うところだけど、
軽いから別になんとも思わない。

マイクロフォーサーズは、大きさ云々よりも「軽さ」が良いよね。

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まぁ予想通り、美術モノに全く興味を示さないウチの子(笑)

でも、いいんだよ。私も良くわからないから。

 

ところで、
マイクロフォーサーズってセンサーサイズが小さいからカメラが小型化されていいよねって思われるけど、APS-Cに比べてセンサーサイズそんなに小さくないぞ。

  • フルサイズ 36.0×24.0mm(864.00㎟)
  • APS-C 23.6×15.6mm
    (368.16㎟ フルサイズ比 42.6%
  • マイクロフォーサーズ 17.3×13.0mm
    (224.90㎟ フルサイズ比 26.0% APS-C比 61.1%
  • 1インチ 13.2×8.8mm
    (116.16㎟ フルサイズ比 13.4% APS-C比 31.6% マイクロフォーサーズ比 51.6%

こう見ると、かなりフルサイズと違うんだけど
フルサイズが飛び抜けて大きいだけで、実はAPS-C以降は緩やかな違いとなっている。

特に言いたいのは、マイクロフォーサーズの『マイクロ』っていう名称のせいで、高級コンデジで使われる1インチセンサーに近いイメージとなってしまっているが、実際はAPS-C寄りのセンサーサイズであることがわかる。

逆に言えば、フルサイズの大きさが際立っているのが分かる。
憧れるのも分かるし、この馬鹿でかいセンサーを生かすだけのレンズが「デカく」「重く」なってしまうのも分からないでもない。そのくらい違うのだ。




1インチのコンデジの画質は賞賛されるのに、マイクロフォーサーズはフルサイズと比較されて過小評価されている

正直、これがおかしいのである。

RX100シリーズは、カメラ愛好家の中でも「写りがいい」とかなり評価されている。
しかし、マイクロフォーサーズは何故かAPS-Cカメラからも、かなり過小評価しているカキコミを良く見る。

私は、『マイクロ』という名称がやはり良くないと思っている。

勝手に頭のなかで『豆のようなセンサーサイズ』に思えてしまうのである。

なぜ「マイクロ」なのだ?

そもそも、元となったフォーサーズサイズは18.0×13.5mmである。
マイクロフォーサーズは17.3×13.0mmなのだ。

ほとんど変わらないのに何故マイクロなのだ?
セミフォーサーズくらいで良かったのではないか?

私は身長高くないから「ミニサイズ」って言われると軽く傷つく程度だけど、
「マイクロサイズ」って言われたら激おこぷんぷん丸ですよ。(懐かしい)

ちなみに、激おこの最大級は「激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム」らしい。
ファイナリアリティって何だ?

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そう思いながら、かき氷屋さんに行く。
このお店は栃木県から天然氷を仕入れて、超柔らかいフワフワのかき氷を提供してくれる。

加筆:どうやらフランジバック短縮によるマイクロらしい

お恥ずかしながら、twitterで指摘されるまでこの事実を知りませんでした。

素直に嬉しいコメントであった。

こうやって誤解を解く回答を教えてくれるのもSNSの良いところだと思う。
確かにご指摘通り「ショート」なら分かりやすい。

ショートフォーサーズ、いいね。




パパカメラとして十分な性能

まぁ、ここまで不満を書き綴ってきましたが、誤解をしていたのは私自身であります(笑)
マイクロって「ミリ」の1/1000なんだよ?
何かが凄く小さいって勘違いしちゃうよ。

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今日は、かなり暑かった。
炎天下の中、汗だくで行列に並び、やっとテーブルに辿り着けた喜びを表す(笑)

ブレブレな写真だが、別に芸術作品撮りたいわけじゃないからこれで良い。
とにかくさっと出せて、さっと仕舞える、このサイズ感が最高。

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息子のブルーハワイである。
もう、先ほどの秋野不矩美術館で「他のお客様の迷惑になりますので、しっかり手を繋いでお静かにお願いします」と言われたことなど忘れたであろう。

ちなみに、走り回っていたわけでもないし、大声を出していたわけでもない。
美術館は喋ってはいけないわけではないと思うのだが。

ボケは弱いかもしれないが、思い出いっぱい撮れるマイクロフォーサーズ

私は、自分の子供が大好きである。
趣味として子供達の綺麗な写真を撮りたいし、ウットリするようなボケや立体感も欲しい。

でも、楽しかった思い出をいっぱい撮りたかったら、軽くてお気楽なマイクロフォーサーズはやっぱり最高だと思う。

フルサイズは欲しいし、とても欲しいし、絶対欲しい。ああ欲しい。
でも、マイクロフォーサーズは、思い出いっぱい撮る用パパカメラとして手放せない。

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もう1世代前のモデルになっちゃったけど、現行モデルと遜色ない性能です。
傷を気にすることなく、ジーンズを履くようにガツガツ使いつぶせる最高のカメラです。