一身上の都合で、ドトール卒業する事になりました。
静かにマイクをステージに置いてドトールを去りました。
目次
さよならの向こう側
今から2週間前から心臓の鼓動を強く感じるようになりまして。
上を向いて寝ると、バクバクするんです。
明らかに拍動のリズムがおかしい。
おかしいと言っても「可笑しい」のではなく、「普通じゃない」方の意味である。

んで、心電図をとってもらう事になりました。
調べた結果、やはり10秒に1回程度「不整脈」が出ている。
「コーヒー飲みすぎてない?」
と指摘されまして、電解質が狂うと不整脈になりやすいとのこと。
私はコレでコーヒーやめました

【既往歴】
数ヶ月前、副鼻腔炎が酷くて病院行ったら「酒、禁止」と言われ、それ以来1滴も飲んでない。
ちなみに酒は発泡酒1本も飲みきれないほど弱いのだが、弱いからやめろとの事。
コレステロール値も高いから、大好きなチョコレートを1年半前にやめた。
お腹をよく壊すからアイスクリームも2年ほど前にやめた。
女性も長澤まさみ以外は興味持たないように努めた。
そして今回、コーヒーを卒業する事になった。
こんなに一生懸命生きているのに好きなモノをことごとく禁止される。
どうして?どうしてなの?
神は死んだ。
ドトールとの思い出

引っ越したアパートの近くにドトールコーヒーを見つけた、あの日を思い出す。
嬉しかったなぁ。
ドトールバリューカードを作った際の高揚感。
都会っ子になった気分だったね。

私はコーヒーが好きで、特に外で飲むコーヒーが大好き。
コーヒーを飲みながら小説を1時間ほど読んで帰る。
至福の時間だ。
ドトールはチェーン店の中でも安価な店である。
安心して寛げる。
例えるなら、大人の遊園地とでも言おうか。

一度、スターバックスコーヒーという勝ち組専用の店に行ったが、それも良い思い出。

セレブの味がした。
もう行くこともないだろう。

ドトールは私の家だった。
もう帰る家を失ってしまった。
長男が結婚したからって、実家を追い出された次男の気持ちがわかる。
次男はこんな気持ちなんだな。

毎回、焦げている気がするトースト達ともお別れだ。
一度、炭みたいな日もあったけどドトールは私の家だから許せる。
いや、そんな事もない。

朝7:00開店だから、6:58に行ってモーニングする日ともさよならだ。
そうそう。
いつも6:57に来るジジイがいたなぁ。
毎朝、ここが俺の席だと言わんばかりにお気に入りの席を陣取るのだ。
コレが縄張りってやつか、とドトールの洗礼を受けたのも思い出。
ジジイ。
お前の勝ちだ。
私の席はもうお前のものだ。
不整脈に気をつけろよ。
さよならドトール。さよなら私の家。