ライカを買うまでブラックペイントなんて興味ありませんでした。
ブラッククロームよりも高価なブラックペイント。
同じ黒なら、安価な方が良いと思っていた自分がいました。
目次
ブラックペイント欲しい病
先日、ライカM10を購入し満足しております。

ブラックペイントのM-Pと、ソリッドな黒のM10。
どちらを買おうかなと思って、結局M10を購入したわけですが、何かモヤモヤしたものを引きずっています。
ブラックペイントの艶々さに惹かれたのであります。(ブラックペイント 以下BPに略)
ソリッドな黒も魅力的なのですが、艶のある柔らかそうな漆黒のBPは別次元。
イメージが貧困なのでうまく言えませんが、墨汁でヌリヌリしたような光沢感にときめきメモリアルガーデンなのであります。
ボディ色なんて撮影に関係しないじゃない。
そういう意見もあるでしょう。
考えないようにしよう。考えないようにしよう。
そう思えば思うほど募る想い。
深夜、酔っ払った勢いでポチってしまいました。
漆黒のsignora

ということで某メルカリで300円にて購入しました。
漆塗りの箱です。
あまり期待していなかったのですが、漆塗りの箱(BP)の質感が想像していたよりも良い。特に角の触り心地が良い。
とは言え、私も漆塗りの箱(BP)で喜ぶほど愚かでは無い。
実験が必要なのであります。
脳内覚醒

箱と、ライカM10をこのように配置します。
少々、大きさに差があるようですがこのくらいは許容範囲です。
途中、息子から「お父さん、何してるの?」と聞いてきた。
知らない方が良いこともある。
きっとお父さんのこと嫌いになってしまうよ。
気を取り直して実験開始だ。

右手にM10を持ち、ダイヤルなど回してみる。

左手には漆の箱(BP)、角や面を撫でてみよう。
目を閉じろ。

そうだ。
聞こえるだろう。

【右ASMR】「カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
【左ASMR】「サスサスサスサスサスサスサスサスサスサス
指先に神経を研ぎ澄まし、イマジネーションを掻き立てろ。
感じる。
雑念を捨て、刮目せよ。
そして生まれた

M10ブラックペイント爆誕である。
A●のような疑似体験とは一線を画す、高尚なバーチャルリアリティ。
これは病みつきになりそうだ。
値段が高騰しすぎて、もはや手が出ないブラックペイント。
騙されたと思って試してみて欲しい。